運行管理者(旅客)の合格体験記のその13です。
私が勉強に使った参考書は、既にご紹介しましたが、公論出版社の『運行管理者試験 問題と解説 旅客編』の一冊のみです。
運行管理者試験(旅客)を終えて
運行管理者となった私ですが、日頃IT業界で働いていますので、運行管理業務を遂行することがなく、運行管理者となった実感はあまりないというのが正直なところです。
また、現場で働いている運行管理者に実際お会いしてお話しを伺うのみですので、現場の緊張感や過酷さ、非常事態が起きた際の対応を目の当たりにしていないので、運行管理者としての責務を感じることも難しいです。
そんな他業界で働く私が運行管理者(旅客)を取得して、全くもって無駄だったのかというと、そんなことはこれっぽちも思っていません。
仕事で事業者様や運行管理者様と関わる時や街中を走る営業車を見るたびに、安全な運行を影で支える運行管理者の働きがあってこそ、安心してバスやタクシーを利用出来ていると感じることができるようになりました。
これは、運行管理者試験を受験する前には、全く想像するしなかったことですので、仮に運行管理者試験に合格できずとも、そういった自分の知らない社会についても考えや想いを馳せることが出来るようになっただけでも十分に運行管理者試験の勉強をした甲斐があったと思います。
そして、このようなことをぜひ多くの方に知っていただきたいと思い、この合格体験記を紹介しました。
運行管理者試験の合格体験記を通して、少しでもみなさまの人生のお役になれば幸いです。
ぜひみなさまの運行管理者試験が上手くいくことを願っております。
運行管理者試験の合格体験記の目次は、下記リンクにまとめています。読みたい章から順次確認してみてください。資格取得の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。