運行管理者(貨物)の合格体験記のその2です。
勉強に使った参考書:公論出版社の『運行管理者試験 問題と解説 貨物編 』
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運行管理者試験について
運行管理者試験の試験概要
運行管理者試験は、旅客と貨物ともに(公益財団法人)運行管理者試験センターが、毎年3月と8月に、法令に基づき国土交通大臣の指定を受けた指定試験機関として、運行管理者試験を実施しています。
運行管理者試験の概要は、以下です。
運行管理者試験の受験料
受験料は、6000円+手数料等で、他の一般的な試験と同程度の受験料です。
最も安く受験申し込みができるのは、インターネット申請の場合で、受験料6,000円+システム利用料660円=6,600円となります。
採点結果通知手数料220円を受験申し込み時に支払うと、各問いの正答結果まで通知してくれます。この手数料は、希望者のみが支払うものです。
R2秋までの試験では、問題用紙を持ち帰ることができましたので、問題用紙に自分の回答をメモしておき、後日インターネット上の解答速報で自己採点することが可能でした。
しかし、R3年3月実施のR2年度2回目(春)から、問題用紙を持ち帰ることが出来なくなりましたので、各問いごとの回答を確認したい方は申し込んだ方が良いでしょう。
運行管理者試験の合格率
直近の合格率
次に、合格率について、詳しく説明します。
2021年(令和3年)8月7日(土)〜9月5日(日)に実施された運行管理者試験の合格率は、次のような結果でした。
旅客・貨物とも合格率は30%程度であり、司法試験などの最難関資格と比較すると、難易度が高いとは言えませんが、7割程度の方は不合格となっているため、運行管理者として必要な知識を確実に習得して試験に臨まなければ合格は難しいと言えます。
合格率の推移
直近の合格率の推移についても、次に示します。
2021年(令和3年)8月から2015年(平成27年)8月までに実施された運行管理者試験(旅客)の合格率は、次のような結果でした。
また、2021年(令和3年)8月から2015年(平成27年)8月までに実施された運行管理者試験(貨物)の合格率は、次のような結果でした。
例年、旅客・貨物ともに合格率は30%前後で推移しているようです。試験によっては、合格率が30%を下回る回もありますが、試験範囲の内容をしっかり習得すれば試験の難易度に左右されることなく合格できると思います。
実際に、合格率が20%程度の試験でも2割の方は合格されているということですから・・・
ここまでで、運行管理者試験の概要や難易度について説明しました。
運行管理者試験の合格体験記の目次は、下記リンクにまとめています。読みたい章から順次確認してみてください。資格取得の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。