家庭教師について、バイト体験談を紹介します。
仕事内容:
生徒の自宅へ行き、60分〜90分で希望教科の指導をする。指導方法やテキストの有無などは、登録家庭教師グループによって異なる。
メリット:
- 時給が高い
- 自分の得意教科のみを集中的に担当でき、働きやすい環境
- 生徒の成績upでやりがいを感じられる
デメリット:
- 予習や情報収集などの準備を必要とする場合がある
- 成績が上がらない時にプレッシャーを感じる
- 保護者との相性が良くない場合は、精神的に負担となりやすい
まとめ
オススメ度:★★★★★
- 自分の得意な教科を教えて、高時給
- 生徒が理解した時や成績upでやりがいを感じられる
- 保護者によっては、精神的に負担となる場合あり
詳細の説明
ここから、詳細について、説明します。
家庭教師とは、言葉の通り”生徒の自宅へ行き個別で指導する講師のこと”です。
家庭教師は、昔から大学生のアルバイトとして定番であり、経験したことのある方は多いのではないでしょうか。
また、大学が多いエリアでは、複数の家庭教師斡旋会社があり、家庭教師を紹介してもらえる場所はいくつもあると思います。
次に、勤務時間についてです。主に、学校が終わる18時頃〜22時です。中高生はクラブ活動をしていることも多いため、早くても19時から始めることが多く、夜遅くまでお邪魔することを避けるため、22時頃には終了することになります。
仕事内容は、生徒や保護者の要望に合わせて、完全カスタマイズの内容となります。
一般的な学習塾は、学校の進度に合わせて授業内容を先取り・フォローしながら、生徒の理解度を向上させて、定期テスト前に対策講座を実施することが多いと思います。
しかし、家庭教師は、生徒や保護者の要望に合わせて完全カスタマイズで実施していました。家庭教師とは別に塾に通っている場合は、塾のテキストで分からないところをサポートしたり、学校の宿題をフォローしたりすることもあります。
私の場合は、市販のテキストを購入して、学校の進度に合わせて解説・練習問題を実施していました。また、理解ができていないなと感じた時は、学校の宿題のフォローを実施したりしていました。
次に勤務地についてです。
勤務地は、生徒の自宅やカフェ等が多いと思います。
私は、生徒の自宅で指導することが多かったです。
次に、仕事で必要な物について説明します。
自分で準備する必要があるものは、筆記用具、記録簿です。
服装に関しては、普段の私服で問題ないと思います。夏場は、半ズボンのジーパンで伺ったこともありました。ただ、最低限の清潔感は必要だと思います。
1つ目の筆記用具は、当然のものだと思います。生徒に説明する際や採点する時に使いますので、準備した方が良いでしょう。
2つ目の記録簿については、当日教えた教科や分野、内容、宿題などを記載しておき、次回の指導時に確認したり、当日の授業終了時に保護者へ実施事項の説明をする際に用いていました。
メリットの詳細
まず、メリットについて、説明します。
1つ目は、やはり時給が高いということです。生徒の成績を上げるという非常に責任感の重い仕事であり、また、様々な生徒や保護者の要望に応えなければならないことから、非常に多くの引き出しを必要とするアルバイトだと思います。そのため、時給は他のアルバイトの2倍以上となることも珍しくなく、効率的に稼ぐ場合はおすすめのアルバイトです。
2つ目のメリットは、自分の得意教科のみを担当することができるということです。
家庭教師紹介会社へ登録する際に、自分の得意教科のみを登録することで、得意教科のみで効率的にアルバイトをすることができます。
一般的なアルバイトや仕事は、上司が支持されたことをこなすことで時給が発生します。支持されることの中には、自分の気が進まないようなことがあったとしても、取り組まなければいけません。
しかし、家庭教師であれば、自分の好きな科目や得意な教科のみを教えることで、自分の精神的な負担を軽減することができます。
さらに自分の好きな科目の面白い部分を伝えることで時給が発生するので、向いている人にとっては天職だと思います。
最後のメリットは、アルバイトのやりがいです。
家庭教師の目的は、生徒の成績を上げること。これは、唯一で最大と言っても過言ではありません。
そのために、家庭教師は自分の指導力を磨き、生徒ごとに最適な指導方法を確立し、試験動向を調査し、あらゆる手段を用いて、生徒の成績を向上することに尽力します。
そして、その結果として、生徒が頑張り成績upや定期テストの順位が上がったりすると、家庭教師としては非常にやりがいを感じます。もちろん、生徒自身の頑張りが一番の要因だと思いますが、少しでも良い結果を出せたことに携われたことは、非常にやりがいを感じるのではないでしょうか。
特に生徒から、「学校の先生より分かりやすい」や「あなたのおかげで成績上がった」などと言われると非常に嬉しいのではないでしょうか。
デメリットの詳細
ここまで、主にメリットについて、説明しましたが、ここからは、デメリットについても話したいと思います。
1つ目としては、勤務時間外に予習などの準備時間が必要になる場合があるということです。前述しましたが、家庭教師は、あらゆる手段を駆使して生徒の成績を上げる必要があります。
また、生徒や保護者からの要望も逐次変化していきます。ある時は、学校の授業についていけるようにしたい。ある時は、次の定期テストで◯◯番以内に入りたい、また、□□大学に合格させたいといったように、保護者からの要望もあります。
そのため、家庭教師は、毎回の授業の準備に加えて、指導方法の最新情報収集や受験の最新動向、試験問題傾向の調査など、様々な準備を行う必要があります。
2つ目に、生徒の成績が上がらないと、プレッシャーを感じるということです。もちろんアルバイトですから、任された仕事を的確にこなしていれば、最低限のアルバイトとしての責任を問われることはないのですが、安くはない時給を払っている保護者側から考えると、成績を上げてもらわないと困るため、自然と圧力が強くなってしまいます。
私は、経験がありませんが、あまりにも成績が向上する見込みがない場合には、保護者から家庭教師のお断りがある場合もあるそうです。
最後に、保護者次第で精神的に負担が大きくなるということです。
高い時給を支払っている保護者の観点からは、是非とも生徒の成績を上げてもらわないと困るという思いが多かれ少なかれあることが実情だと思います。
そして、その思いが強いほど、家庭教師に対するプレッシャーが大きくなりますので、アルバイトとしての家庭教師には精神的に負担がかかります。
幸い私が担当させていただいた生徒の場合は、非常に理解のある保護者の方でしたので、家庭教師をする中で不快に感じることはありませんでしたが、生徒の成績が悪い時に保護者から家庭教師が怒られるなんていう話を聞いたこともありました。
そのような場合、アルバイトは、家庭教師以外にも多くありますので、適性がなかったと考え、ほかのアルバイトを検討してみることも重要だと思います。
ここまで、メリット・デメリットについて、詳しく説明しました。
以上の観点から、オススメ度は、★5つとしました。
まとめ
まとめると、
- 自分の得意な教科を教えて、高時給
- 生徒が理解した時や成績upでやりがいを感じられる
- 保護者によっては、精神的に負担となる場合あり
と言えるでしょう。
みなさんのアルバイト選びの参考となれば、嬉しいです。
他のアルバイトは、こちらにまとめていますので、合わせて読んでみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。