【バイト談】塾講師

個別指導の塾講師について、バイト体験談を紹介します。

仕事内容:

小中高生の1〜3人を、60分〜80分で塾指定のテキストに沿って、指導する。定期テスト前は、生徒の要望や得意・苦手分野を踏まえて生徒ごとに試験対策講座(60分)を実施する。

メリット:

  • 室内勤務のため、働きやすい環境
  • 生徒の成績upでやりがいを感じられる

デメリット:

  • 予習を必要とする場合がある
  • 成績が上がらない時にプレッシャーを感じる
  • 厳しい塾長の場合は、ブラック職場となりやすい

まとめ

オススメ度:★★★★

  • 室内勤務で自分の得意な教科を分かりやすく教える
  • 生徒が理解した時や成績upでやりがいを感じられる
  • 厳しい塾長の場合はブラック職場の可能性があり、アルバイト面接時に見極めが必要

詳細の説明

ここから、詳細について、説明します。

個別指導の塾講師とは、言葉の通り”生徒一人一人に個別で指導する塾講師のこと”です。
個別指導塾は、最近になって爆発的に増えており、ファミリー層が住む住宅街に1つはあるのではないでしょうか。

また、生徒数が多いエリアでは、複数の個別指導塾があり、アルバイトする候補の場所はいくつもあると思います。

次に、勤務時間についてです。主に、学校が終わる18時頃〜22時です。
早く学校が終わる小学生は、17時から教えることもありました。また、仕事の進捗を鑑みつつ、1時頃と4時頃に休憩がありました。

仕事内容は、通常の授業フォローと定期テスト前の試験対策の2つがあります。

通常の授業フォローは、学校の授業の進度に合わせながら、塾が制作するオリジナルのテキストを用いて、授業のフォローや先取りを行います。

塾のテキストは、解説が記載されている書き込み式となっており、解説を一緒に読みながら、生徒の理解度に合わせながら解説を入れ、その後の練習問題や単元まとめ問題を解く→答え合わせ→解説の順に進めていきます。

解答は、塾講師しか持っておらず、生徒が持つテキストと全く同じ体裁が縮小印刷されているとともに、答えや解説が赤文字で記載されており、その解答や解説を読みながら生徒に教えることになります。

私は経験ありませんが、塾講師自身が学生の時に、苦手教科を塾講師として担当することになった場合は、その解説を参考に生徒に教えている講師の方もいました。

次に勤務地についてです。
勤務地は、住宅街や学校周辺が多いと思います。

生徒が多いファミリー層は、住宅街に多い傾向ですので、塾も住宅街に多く存在します。また、生徒の送迎などで駐車スペースや駐輪場も必要となりますので、ある程度広い面積が必要です。

また、学校帰りに塾に行く場合もあると思いますので、学校の近くにある塾も多いと思います。

次に、仕事で必要な物について説明します。

自分で準備する必要があるものは、スーツ、またはスーツに準ずる服装と赤ペンです。

男性の講師はスーツにネクタイ、女性の講師は、スーツに準ずる服装が指定されており、ジーパンなどで働く方はいませんでした。仕事なので、当然と言えば当然ですが。

夏は、クールビズということもあり、男性はノーネクタイでワイシャツのみでした。

2つ目の赤ペンについても、他アルバイトで必要となる一般事務用品なので、特別に準備する必要のあるものではないと思いますが、必需品です。

生徒が解答した問題に、正答チェックするため、赤ペンが必要です。説明するときは、ミスプリントの裏面に書くことが多かったので、そのまま赤ペンで記載しても良いですが、黒色や青色のペンもあると良いと思います。

今は、100円ショップなどで複数入って売っていますので、何本か購入しておくと良いと思います。

メリットの詳細

まず、メリットについて、説明します。

室内勤務ですので、夏は涼しく、冬は暖かく、働けます。なんだかどこかの衣料品メーカーの広告キャッチコピーのようになってしまいました。

誰でもそうだと思いますが、快適な環境でないと集中して勉強することは難しいと思います。

そのため、冷暖房に加えて、空気清浄機や加湿器、アロマなどが準備されており、生徒がより集中して勉強できる環境が準備されています。

これは、講師にとっても同様で、快適な環境で働けるため、嬉しいポイントだと思います。

次に、勤務時間についてです。基本的に、固定シフト制ですので、スケジュールが立てやすいとおもいます。毎週の講座は、生徒からのスケジュール変更依頼がない限りは、予定が確定します。

逆に、自分に予定がある場合は、生徒と調整して時間変更するか、他の講師に対応をお願いすることで、予定調整が可能でした。代理の講師も塾長が調整してくれましたので、非常に働きやすい職場でした。

2つ目のメリットは、アルバイトのやりがいです。

塾の目的は、生徒の成績を上げること。これは、唯一で最大と言っても過言ではありません。

そのために、塾講師がテキストを用いたり、丁寧な説明を行ったりします。

その結果として、生徒が頑張り成績upや定期テストの順位が上がったりすると、講師としては非常にやりがいを感じます。もちろん、生徒自身の頑張りが一番の要因だと思いますが、少しでも良い結果を出せたことに携われたことは、非常にやりがいを感じるのではないでしょうか。

特に生徒から、「分かりやすい」や「成績上がった」などと言われると非常に嬉しいのではないでしょうか。

デメリットの詳細

ここまで、主にメリットについて、説明しましたが、ここからは、デメリットについても話したいと思います。

1つ目としては、勤務時間外に勉強の時間が必要になる場合があるということです。前述しましたが、苦手教科の担当となると、事前に学生の時の復習や授業の予習をする必要があります。中には、苦手なのにもかかわらず何の準備もせずに臨む講師の方もおり、隣で様子を伺った感じではたどたどしく、生徒の理解しきれていないような表情をしており、生徒がかわいそうに感じたこともありました。

自分が学生の時、全てが完璧に理解できていれば事前の予習などは不要だと思いますが、苦手科目の場合は、事前に準備した方が良いと思います。

ただ、1年も経験すると同じ内容を1年前に教えていることになりますので、予習する時間や頻度が格段に少なくなるので、長期で続けられる方には非常にオススメです。

さらに、複数の生徒を同時期に担当していると、前日に別の生徒に教えていた内容を今日も教えることもあります。その場合は、初回のみ予習すれば良いので、同じ学年の同じ教科のみを集中して担当させてもらうことで予習する時間や頻度を下げることができます。

2つ目に、生徒の成績が上がらないと、プレッシャーを感じるということです。もちろんアルバイトですから、任された仕事を的確にこなしていれば、アルバイトとしての責任を問われることはないのですが、安くはない授業料をもらって、自分のアルバイト代が支払われていることを考えると、やはり成績を上げてあげたいという思うのではないでしょうか。

あまり多くはないですが、成績が上がる見込みがないと、塾を辞めていく生徒や、保護者から意見をいただくこともあります。その際の対応は、正社員である塾長が行いますが、それでも原因の一部はアルバイトである自分自身にもあると感じてしまうこともあります。

成績が上げっている場合は、やりがいもあり、生徒もやる気があり、非常に良い状態なのですが、成績が下がり始めると生徒のやる気も下がり負の循環になりがちです。その悪い流れを、講師の的確な指導で断ち、良い流れへと変えて上げられるだけの講師としても資質が問われるため、プレッシャーを感じやすいアルバイトだと言えるでしょう。

最後に、塾長次第でブラックな職場になりやすいということです。

幸い私がアルバイトしていた際の塾長は、非常に気配りができ、やさしい方でしたので働きやすい職場でした。

ただ、厳しい塾長の場合、生徒の成績向上の原因をアルバイトの講師に追求しやすい職場構造だと思いますので、塾長の特徴を面接などで見極める必要があると思います。

また、アルバイトをして、そのように感じることがあった場合には、他のアルバイトへ変更するなどの選択も重要だと思います。

ここまで、メリット・デメリットについて、詳しく説明しました。

以上の観点から、オススメ度は、★5つとしました。

まとめ

まとめると、

  • 室内勤務で自分の得意な教科を分かりやすく教える
  • 生徒が理解した時や成績upでやりがいを感じられる
  • 厳しい塾長の場合はブラック職場の可能性があり、アルバイト面接時に見極めが必要

と言えるでしょう。

みなさんのアルバイト選びの参考となれば、嬉しいです。

他のアルバイトは、こちらにまとめていますので、合わせて読んでみてください。

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ここまで読んでいただきありがとうございました。

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