応用情報技術者試験の合格体験記を紹介します。
受験の経緯
情報処理技術は、ネット社会の昨今において、必須のリベラルアーツと言えると思います。
その中でも、応用情報技術者試験は、ITエンジニアはもちろんのこと、高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能を持った人材としての資格であるため、非エンジニアの人が取得することで、情報分野における一通りの知識を習得することができます。
そこで、今後の役に立つと考え、受験してみることにしました。
資格の概要
応用情報技術者試験は、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験です。
応用情報技術者試験は、情報処理技術者試験のうち、応用的知識・技能を有する人を対象とした試験です。
筆記により実施する試験区分は令和3年度秋期試験から、CBT方式で実施する試験区は令和4年(2022年)4月から実施する試験から、消費税込で5700円から7500円に受験料が変更となっています。
合格までに使用した参考書
勉強に用いた参考書は、『技術評論社の【春期】【秋期】応用情報技術者 合格教本』と 『アイテックの応用情報技術者 午後問題の重点対策 重点対策シリーズ』の2冊のみです。
これら参考書や問題集に加えて、過去問題で演習も実施しました。
勉強方法
午前試験
午前の試験対策は、主に『技術評論社の【春期】【秋期】応用情報技術者 合格教本』を使って、勉強を進めました。
初回は、斜め読みしながらキーワードや知っている分野や難しそうな分野などをザッと把握する気持ちで読み進めました。
2回目以降は、より丁寧にできるだけ多くの内容を覚えられるように意識しながら読み進めました。
その後は、過去問題で演習へと移りました。
午後試験
午前の試験対策は、『アイテックの応用情報技術者 午後問題の重点対策 重点対策シリーズ』を使って、勉強を進めました。
初回は、時間を意識せず問題を回答し、その後解説を読み込み、一問一問必要な知識や考え方などを習得していきました。
地道な取り組みとなりますが、着実にこなすことを意識して進めました。
掲載されている問題は、過去の本試験から引用しているため、本番と同じ問題構成・難易度で、本試験対策も兼ねることができると思います。
その後は、過去問題で演習へと移りました。
演習
演習では、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公開している過去問題を用いて、演習と自己採点を繰り返し行いました。
あまり昔の試験ですと、試験内容が異なる場合もあるので、過去5年分程度を目安に演習を進めると良いと思います。
午前試験については、同じ試験問題を2回解くことで、演習量を増やしておくと良いでしょう。
受験日当日
試験当日は、緊張することもなく落ち着いて試験に臨むことができたと思います。
合格発表
試験後、二ヶ月程度経った頃、HPを確認し無事合格していることを確認しました。
今後も勉強を続け、高度情報処理技術者試験の合格を目指したいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。