小さな成功体験の重要性について、考えたいと思います。
最近、巷では、「行動が全て」や「今すぐ行動しよう」といった即アクションを唱えるキャッチコピーが流行っているように感じます。私自身、この言葉は重要だと思いますし、考えているだけでは脳内整理はできても、現実が変わらないことは自明だと思います。
しかし、そんな行動を起こす時に少し意識しておくと、行動するためのもともとの目標を達成しやすくなるのではないと気づきました。
これは、私自身の体験に基づく話でもありますが、みなさんにも心当たりがあるのではないかと思います。
それは、「何かを始めることは、しんどい/辛い」ということです。
仕事や資格の勉強や、はたまた、そこまで大きなテーマでなくとも、例えば、家の掃除をする、といった身近なことにも言えると思います。
特にそのテーマが大きければ大きいほど、結果が出るまで時間がかかると思います。
そんな時に重要なのが、「小さな成功体験を得られるようにストーリ立てているか」だと思います。
つまり、計画の時点で完全に成功・目標達成と行かなくても少し前進したことを実感できるようなイベントやチェックポイントを設定できているか、ということです。
結果が出るまでの時間が長ければ長いほど、辛い時間が長く続きますので、精神的にも辛くなり、始めようと思った時のモチベーションが低下し、ある時点でモチベーションが0になると、チャレンジを諦めるという結果になってしまうと思います。
その辛い時期でも、ちょっと上手くいったり、目標に前進したことが分かれば、精神安定剤となり、モチベーションも維持・向上できます。
まとめると、行動を始める時に、目標達成までのストーリをイメージし、その途中に小さな成功体験を得られるチェックポイントを設定した計画にすることです。
何か始めようと思った時が、最も吸収が良い状態だと思いますので、ぜひ小さな成功体験を実感できるような計画を意識してみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。